jack of all trades ~珍奇なS悪魔の住処~【完】
今日は、志音の家に直接向かっていた。
夜空の星は満開のはずなのに、あらゆる照明のせいで、目立つ星しか見えなかった。
わたしも心の目も同じなのだろうか?
自分の心に響く部分だけを寄り集めて満足して、幸せになろうとする。
でも、みんなそうじゃないか?
だから、あんなに笑って幸せそうにしているんだろう?
わたしだって、幸せになりたい。
ベルを鳴らすと志音が出てきた。
黒のネクタイを締めた白いシャツに、髑髏柄の細身のズボンを合わせていた。
「お帰り、お姫様」
いつものように手を差しのべられて、わたしは思いっきり志音に抱きついた。
「ただいまっ」
20代後半にして、お姫様気分を味わえるわたしは、恵まれている。
カラフルな金平糖を口に含んで噛み砕くように、甘々な幸せを噛み締めた。
「もう、蕾はわたしのもの」
独占欲剥き出しの志音は、優越感に浸っているのか、今までで最高レベルであろう、悪戯な笑みを浮かべていた。
座って落ちついたところで、わたしは秘密を打ち明けることにした。
(志音・・・・・・分かってくれるかな?)
もし、受け入れてもらえなかったら、最高頂からどん底へと突き落とされることになる。
だけど、愛しているから、騙したままはいやだった。
ずっと、引きずって生きていくわけにもいかない。
夜空の星は満開のはずなのに、あらゆる照明のせいで、目立つ星しか見えなかった。
わたしも心の目も同じなのだろうか?
自分の心に響く部分だけを寄り集めて満足して、幸せになろうとする。
でも、みんなそうじゃないか?
だから、あんなに笑って幸せそうにしているんだろう?
わたしだって、幸せになりたい。
ベルを鳴らすと志音が出てきた。
黒のネクタイを締めた白いシャツに、髑髏柄の細身のズボンを合わせていた。
「お帰り、お姫様」
いつものように手を差しのべられて、わたしは思いっきり志音に抱きついた。
「ただいまっ」
20代後半にして、お姫様気分を味わえるわたしは、恵まれている。
カラフルな金平糖を口に含んで噛み砕くように、甘々な幸せを噛み締めた。
「もう、蕾はわたしのもの」
独占欲剥き出しの志音は、優越感に浸っているのか、今までで最高レベルであろう、悪戯な笑みを浮かべていた。
座って落ちついたところで、わたしは秘密を打ち明けることにした。
(志音・・・・・・分かってくれるかな?)
もし、受け入れてもらえなかったら、最高頂からどん底へと突き落とされることになる。
だけど、愛しているから、騙したままはいやだった。
ずっと、引きずって生きていくわけにもいかない。