たった一つの願いをこめて
嫌われ者のルナを好きになるということは、親を説得しない限り、家を捨て、生まれ育った街を出ていかねばなりません。

ミリアンは悩みました。

しかし、ミリアンがどんなに考えて悩んでも、ルナのいない世界は考えることができませんでした。

考えれば考えるほど、ルナのそばにいたい。
ルナと一緒にいたい。
たとえ、贅沢な暮らしが出来なくても。
生まれ育った街を出ていかなくてはならなくなっても。

ルナと一緒なら、幸せになれる。
ミリアンはそう感じていました。
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