月の絆~最初で最後の運命のあなた~
どんな風にモデル業をしているのかは、看板以外の事は知らない。
後でネット検索してみようと思うけど、実際にも見てみたい。
「一緒に行っちゃだめ?」
「えっ……マリアが?」
少し躊躇った声が聞こえてきた。やっぱり迷惑なのかな?
「無理なら……いいんだけど」
「いや、分かった。明日、昨日と同じ場所に迎えにいく」
「うん。何時に?」
「ああ、十三時かな」
「分かった。それじゃあ、明日ね」
狼呀からの返事を聞いて、あたしは電話を切った。