月の絆~最初で最後の運命のあなた~




「んっ……はぁ」


 吸われるたびに、レンが血を飲み下す音が聞こえるたびに体が熱くなり、あたしは硬い何かに体を擦り付けたい衝動に襲われた。


 すると、レンはあたしをソファーに押し付けた。


 体勢が変わり、レンの胸板があたしの胸を押し潰すくらい押し付けられると、さらに欲求が強まった。


 なんだか、服が邪魔な気がする。


「あっ……レンっ」


「マリア」


 首筋から顔を上げたレンの熱っぽい視線と、視線が絡む。


 唇が少し赤く濡れていて、それが酷く色っぽい。


 頭の奥が、じんと痺れてくる。




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