月の絆~最初で最後の運命のあなた~




「マリア……煽らないで」


「えっ? あ、あおるって」


 最後まで聞かず、レンは鎖骨に口づけはじめた。


 また欲求に火が点きはじめて、レンの下で体をくねらせると、あたしの足の間に腰を割り込ませるとふくらはぎを掴んでくる。


「僕の腰に足をひっかけて」


 言葉も理解できないあたしは、促されるままレンの腰に足を巻き付けた。



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