奇跡が降る夜
「辛気臭いな」
「……!! さ、里見さん! いるならいるって言ってくださいよ!」
大きな溜息を吐いたところで、すぐ耳元で話かけらたからびくっとして慌てて飛びのいた。
「帰んなくていいのか? まだクリスマス間に合うぞ」
「……振られました」
なんなのよ、もう。
なんでこんなこと口にしなくちゃいけないのよ。
「ほら、やるよ」
「え?」
手渡されたのはノエルの箱で、開けると私が作るよりも美味しそうなノエルが入っていた。
きっと、里見さんが作ったものだ。
こんなに凝ったものを作れるのは里見さんしかいない。
指で掬って一口食べたら、バタークリームとラム酒風味のチョコレートの風味が鼻をくすぐる。
「……!! さ、里見さん! いるならいるって言ってくださいよ!」
大きな溜息を吐いたところで、すぐ耳元で話かけらたからびくっとして慌てて飛びのいた。
「帰んなくていいのか? まだクリスマス間に合うぞ」
「……振られました」
なんなのよ、もう。
なんでこんなこと口にしなくちゃいけないのよ。
「ほら、やるよ」
「え?」
手渡されたのはノエルの箱で、開けると私が作るよりも美味しそうなノエルが入っていた。
きっと、里見さんが作ったものだ。
こんなに凝ったものを作れるのは里見さんしかいない。
指で掬って一口食べたら、バタークリームとラム酒風味のチョコレートの風味が鼻をくすぐる。