銀髪姫と不良幹部
「依亜、大丈夫か?」


空にぃが心配そうに顔を覗き込んできた。


心配性なんだから…。


「大丈夫。また会えると信じてるから」


「そっか」


一人は寂しい。


だけどみんながいる。


遠く離れていても、心はずっと一緒にいる。


それにこの別れは永遠じゃない。


また会えるから。


私はそう信じてる。


私が留学を終わらせ、狼鬼に戻ったら…。


またみんなといられるから。


それが私の心の支えとなる。


その支えがあるから私は頑張れるんだ。


だから泣いたりしない。


みんなだって辛いんだ。


私だけが泣くのは違うから。


さぁ、私はまたみんなといられるように向こうで頑張ろう。


またみんなと会える日まで…。


それまで日本とは…。


「Good-bye。Up to the day which meets again」


さようなら。また会える日まで。



END

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