魁龍



...まぁ、どうでもいいか、と思い、





『あ、俺、ちょっと下に降りてきてもいいか?ちゃんと話してぇんだ』




さっきから思っていた事を口に出す




と、




柊「...あぁ、いいぞ。俺等は先に部屋に戻ってる」





そう柊に許可をもらったので、早速下に行く為の階段を降りる






そして完全に階段を降りきって周りを見渡せば、




「...えっ、レ、レオさん!?」



「どうしたんすか!?」





ついさっき仲間に、それもいきなり幹部になった奴なのに、敬語でしかもさん付けで話し掛けてくれる奴等





わらわらとあたしの周りに集まってきた





『お、おう。...ちゃんと話してぇって思ってな』




普通に話し掛けてきて寄ってくる奴等に戸惑いながらもそう言えば、





「話...、ですか?」





その中の1人が困惑気味に聞いてくる






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