馬鹿バッカ!俺高校生!
『フィ〜ィ!!』



トシヒコが口笛で俺を呼ぶ


トシヒコに近付くと周りを取り巻くプンとした残り香が俺の鼻を襲った


コレを直に嗅がされたタカシを思うと心もとない



『セイジ、タカシをそこの木にもたれかけさせたいんだ』



『わ…わかった!!』



トシヒコはタカシを気絶させてどぉするつもりなんだ!?


記憶を無くしたならまだしも意識も無くすと、ますます怪しまれちまう!!


『ヨシッ!!これでいい!!セイジ!!木の後ろに隠れよう!!』



『あ…あぁ!!』



俺とトシヒコが木の後ろに隠れてすぐに桶塚は現れた!!


あと数秒隠れるのが遅ければ俺達は見つかっていたに違いない…




『おい!!どぉかしたのか!?』


桶塚がタカシに気付いた!!

『返事をしろ!!大丈夫か!!』


タカシに歩み寄る桶塚!!


駄目だ!!バレる!!!!




『大丈夫でゲスよ殿様』



なにぃぃ!?!?この耳障りの悪い声は!!


タカシ!?意識が戻ったのか!?


しかも桶塚を殿様と呼んでいた!!


って事は記憶まで戻ったって言うのか!!



そんな事ありえねぇ!!トシヒコのアレを直に嗅いでそれはねぇ!!


なぁトシヒコ!!!


俺はそんな目でトシヒコを見た!!


え゙ぇっ!!!まっまさか!!
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