愛し*愛しの旦那サマ。

どうやらパッションさんは臣くんのお口には、ちょっとばかし合わなかったようだ。

どれどれ、どんな味かしら。

臣くんが食べかけたパッションフルーツを、ぱくり、と一口食べてみる。

うん。

なかなかイイ具合に熟されていて美味しいじゃない。残りは責任もって、私が食べてあげよう。


そんな事を思いながら、臣くんを見ると、牛スジ肉の赤ワイン煮込みを食べていた。

そうそう、メインはそれそれ!


「どう?どう?美味しい?」


私の問いかけに、


「うん」


と、答えると黙々と牛スジ肉の赤ワイン煮込みを食べてくれる。


これは、臣くんのお気に入り料理の中の一品。


圧力鍋という素敵なアイテムを購入したおかげで、スピーディーに美味しく作れます。



カンシャ、カンゲキ、アツリョク・ナベ。


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