愛し*愛しの旦那サマ。
まぁでも、そんな風に冷静なご指摘をしてくれる臣くんもタマラナイから、良しとする、っと~。
とりあえず、今日は臣くんもお休みだし~、
ゆっくり仲良く朝食~朝食~
そんな感じで、鑑賞会を逃したショックをさっさと払拭させ、朝食を運ぶため、キッチンに向かおうとする私。
すると、
「幸代」
と、臣くんの声に引き止められる。
そして、
「ちょっと、こっち来て」
ソファーに腰を下ろした、まだパジャマ姿の臣くんに、心なしか甘い声で呼ばれ、
「??」
ちょっと、ドキドキしながら側に寄ってみる私。
―…やだ。
窓から差し込む朝日に当たって、臣くんがとてもキラキラ輝いて見える……(マブシイ……)
そして、
「朝食の前に食べたいものがあるんだけど……」
そんな臣くんの言葉に、
えっ?
朝食の前に一体何を召し上がりたいのかしら??
でも、この展開で連想されるモノは―…
一つ(幸代)しかありませんよね……?
もっとドキドキしながら、心の準備体操をして、臣くんの放つ言葉を待つ私。
さぁ、臣くん。
ドーゾ、メシアガレ……