愛し*愛しの旦那サマ。


「……何が、ですか?」

「金曜日の夜のことですよ」

「……」

「奥様、見てらっしゃったんでしょ?何時もみたいに」


Fの挑発的すぎる言葉と目線に、起立しようとした体制をやめて、着席の姿勢に正す私。


はいはい。そーですか……

そんなに私と絡みたいですか。


しかも、このオジョーさんにまで目視オンリーの監視を気付かれてしまっているとは……ちょっと悔しいんですケド。


いやいや、そんな悔しさよりも、何時までもこのオジョーサンに振り回されてる暇なんてないんだから、そろそろこの辺で決着つけておいた方がいいのかしらね。(真夏ガ来ルマデニ)


最終決戦くらいの意気込みで……!


でも、ちょっとその前に―…


「藤枝さん」

「はい?」

「一分間程だけ、待っていただけますか?」


臣くんに心配かけないように、


“少し帰りが遅くなります”メールを入れておきましょう。


何だか心配かけることが続いてる気がするから、今日はしっかり連絡しておかなくちゃね!


そんな感じで、今日はちゃんと携帯している携帯電話で素早く臣くんにメールを送信!


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