たとえ、これが恋だとしても~あなたとSweet sweets~
「亜紀ちゃん、由紀子ちゃん。彼はアンジー・グラント。ファエロアのメイン・デザイナーで僕の大切な友人。彼がいなければ、このブランドは成り立たない」
惟のその声に、亜紀と由紀子は目を大きくして相手の顔を見ている。フワフワしたハニーブロンドの髪、澄み切った青い瞳。惟もだが、このアンジーという相手も間違いなく王子様だ。
そう思った二人の顔が一気に赤くなっていく。それにクスリと笑みをこぼした惟が、アンジーに向かってちょっと首を傾げている。
「ねえ、アンジー。亜紀ちゃんのこの反応って、僕、妬いちゃうんだけど?」
「え、そう? あ、ちゃんと紹介してよ。それとも、僕には紹介したくないっていうの? そういうところ、ホント独占欲が強いよね」
アンジーのそんな声に、惟はチッと舌打ちをしている。彼がそのようなことをするとは思ってもいなかったのだろう。亜紀の目が丸くなっていく。そんな彼女の姿に、クスリと笑いながら惟が声をかける。
「亜紀ちゃん、アンジーが言ったこと、本気にしないでよね。アンジー、改めて。彼女は一條亜紀ちゃん。隣にいるのは友だちの佐藤由紀子ちゃん。二人とも高校生だからね。好みだからって安易に口説くんじゃないよ」
「惟にそれ言われたくない! でしょう? 絶対に僕よりも惟の方が危ないって!」
紹介しているのか貶しているのか分からないような言葉の連続。そのことに気がついたアンジーの抗議の声。そして、惟の言葉の真意が分かっている由紀子の「愛されてるわよね~」という納得した言葉。それらの意味が分からない亜紀は、目をパチクリさせることしかできない。
惟のその声に、亜紀と由紀子は目を大きくして相手の顔を見ている。フワフワしたハニーブロンドの髪、澄み切った青い瞳。惟もだが、このアンジーという相手も間違いなく王子様だ。
そう思った二人の顔が一気に赤くなっていく。それにクスリと笑みをこぼした惟が、アンジーに向かってちょっと首を傾げている。
「ねえ、アンジー。亜紀ちゃんのこの反応って、僕、妬いちゃうんだけど?」
「え、そう? あ、ちゃんと紹介してよ。それとも、僕には紹介したくないっていうの? そういうところ、ホント独占欲が強いよね」
アンジーのそんな声に、惟はチッと舌打ちをしている。彼がそのようなことをするとは思ってもいなかったのだろう。亜紀の目が丸くなっていく。そんな彼女の姿に、クスリと笑いながら惟が声をかける。
「亜紀ちゃん、アンジーが言ったこと、本気にしないでよね。アンジー、改めて。彼女は一條亜紀ちゃん。隣にいるのは友だちの佐藤由紀子ちゃん。二人とも高校生だからね。好みだからって安易に口説くんじゃないよ」
「惟にそれ言われたくない! でしょう? 絶対に僕よりも惟の方が危ないって!」
紹介しているのか貶しているのか分からないような言葉の連続。そのことに気がついたアンジーの抗議の声。そして、惟の言葉の真意が分かっている由紀子の「愛されてるわよね~」という納得した言葉。それらの意味が分からない亜紀は、目をパチクリさせることしかできない。