世界一幸せな国Ⅰ
落ち着いて、空気の重みが取れてきた頃。
今度はユアンにバトンタッチして残りを話した。
ユ「まだ、実はお話しすることがあります。
俺たちの能力?みたいなので、詳しくは調べてないからわからないんだけど、ローナと意思疎通できるんだ。
産まれたその瞬間から。
これはまぁただの報告。
詳しいことはまだ調べられてないから以上!
あとねぇ。
俺たちの前世、藍乃と彼方は付き合ってたんだ。
つまり俺たちカップルなんだよ」
「は?!なんでそんなどうでもいいこと話してんの!」
ユ「どうでもいいこと?前世のことぐらい大事だよ!これは!!」
と、この瞬間、我が家の壊れる音がした。
メ「ねぇっねぇっいつから?何歳のときからなの?!」
バ「どっちから言ったの?当然ユアンからよねぇ、なんて伝えたの?」
男「「「よっしゃぁぁああ!!!!」」」
ア「これでローナもユアンも出ていかない!」
レ「彼氏や彼女の心配もなくなったな!」
ラ「一安心だね!」