世界一幸せな国Ⅰ


落ち着いて、空気の重みが取れてきた頃。


今度はユアンにバトンタッチして残りを話した。


ユ「まだ、実はお話しすることがあります。


俺たちの能力?みたいなので、詳しくは調べてないからわからないんだけど、ローナと意思疎通できるんだ。

産まれたその瞬間から。


これはまぁただの報告。


詳しいことはまだ調べられてないから以上!



あとねぇ。




俺たちの前世、藍乃と彼方は付き合ってたんだ。

つまり俺たちカップルなんだよ」



「は?!なんでそんなどうでもいいこと話してんの!」


ユ「どうでもいいこと?前世のことぐらい大事だよ!これは!!」



と、この瞬間、我が家の壊れる音がした。


メ「ねぇっねぇっいつから?何歳のときからなの?!」

バ「どっちから言ったの?当然ユアンからよねぇ、なんて伝えたの?」



男「「「よっしゃぁぁああ!!!!」」」



ア「これでローナもユアンも出ていかない!」

レ「彼氏や彼女の心配もなくなったな!」

ラ「一安心だね!」
< 154 / 256 >

この作品をシェア

pagetop