好きのおもさ

でもあの子の話をすること自体、私にとって苦しいことなのだ。


「良かった~!


ありがとう!!」


一瞬にして彼の表情が笑顔へと変わった。


そして私の両手を、握手した.




すると数秒間、見つめ合うことになってしまい…


私から目を反らした。



「俺は、中島昴(なかしますばる)


よろしく!!」


なんて自己紹介されると、彼は握手していた両手を上下にぶんぶん振った。





「じゃあ今日の放課後、屋上で!!

待ってるから~」



と言った彼は私の手を離し、私の元から離れて行った。


思わぬ展開に私はただただビックリしている。


この状況をまさかアイツが、宇川くんが見てるとは予測出来なかった。



気が動転したまま体育祭の練習は再開された。


< 147 / 471 >

この作品をシェア

pagetop