好きのおもさ
そして私の言葉に、周りの人は凍りついた。
手料理じゃないのを褒めたんだ…
って思ってる人は、おそらくほとんどの人が思ってるだろう。
その証拠に、宇川くんの表情が少し変わった。
「レトルト食品?
何だっけそれ?
まぁいずれにせよ、おまえがしたことには変わりはない。
だからこうして感想を述べてんだよ」
聞いててイライラする。
こんな空気になっても自分の過ちに気づいてないって.
それから私は読書を続行した。
だけど…宇川れおとによって、読書が続けられなくなった。
「なんだよ、それで終わりか?
もう少し話してくれたっていいじゃねぇか」
宇川くんが私の本を奪う。