好きのおもさ

「それが何?

そうさせたのはあんたでしょ?


元々変だけど、授業中に目つきが悪かったりいつもより怒りのオーラがでてたのは、全部あんたのせい!!


そんなことも知らないでしょ?」


「俺、何かしたか?」


怒りの根源を知らない彼に、もっと怒りが湧き出そうになる.


「朝のことだよ.

なるべく触れてほしくないことを言って・・・

挙げ句の果てにはそれを広めるなんて・・・」



とにかく大きな声を出してしまう。


それだけ訴えたいことなのだ。


「ああ...

悪かったって思ってるよ.


でもなみんなな、立山をクラスに浮かせようと思ってねぇんだよ.

少しでもおまえと仲良くしたいって思ってんだよ.


だからつい・・・」


やめてよ...そんな気遣い.


どうせみんな私を非難するくせに.

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