好きのおもさ
その殺気に気づいた女子は、私を見て凍りづく。
宇川くんもそんな女子の行動に気づき私の方を見る。
それと同時に私は、肩にかかってる宇川くんのシャツを掴んだ。
「誰が子供だって? っはぁー?
ふざけんなよ。
あんただってまだ半人前じゃない!」
「何だと?」
冷静に眉間にシワを寄せる彼。
私がキレ始めると、ドアに群がってる男子もいや、教室中の人が私たちを見る。
「人の気持ちをわかったようにしてるけど、所詮上辺だけの心情。
そんなちっぽけな材料だけで、オレなら何とか出来るみたいなことはやめてよ!!
別に私は期待してるんじゃないんだから」
「おまえ・・・何言ってんだよ・・?」
ハハハ・・・
いまさら前のこと言っても、無駄だよね。
「子供子供言うんなら、あんたが大人っていうの?
だったら何でこんな所にいるの?
こんな縛られる所に何でいるの?学校という境遇に縛られてるじゃない!!
ちゃんと校則だって守って生活してんじゃん!
大人だったら毎日毎日規則なんか守らず、勝手にしてんじゃん!!
だからあんたもやってよ!
子供じゃないんでしょ?」