好きのおもさ
適当に話を聞き流していると、いつの間にか先生の話は終わっており、委員長が号令をかけていた。
ぎりぎり慌てる素振りをせずに済んだ。
「加奈ちゃん!!
18時からだからね!!
場所はこれ見てね」
朝壬さんが催促すると、私に地図を渡した。
ここまで来たらもう後戻りなんてできない。
私は行くことになった。
「それで会費はね、女子は千円だから」
会費…無駄な出費だな。
私はできるだけ嫌な顔をしているのをきづかれないようにした。
「わかった…
時間通りに行かなくてもいいんでしょ?」
「う、うん...
まぁ多少はずれがあってもいいけど、そんなに遅くならない方がいいと思うよ。
遅くて30分以内に来てね!!」
明るく言った朝壬さんは私の元を去っていった。
ため息をつくと、朝壬さんにもらった地図を見た。
バイトしている店に近いな…