好きのおもさ


これからのことを考えると、気が進まない。



そして保健室でのことを思い出し、尚更気分が下がる。


そんな中教室は、活気に満ちあふれている。


がしかし。いつもより人がいない。


珍しくみんな、もう下校を始めているのだ。



打ち上げのことを楽しみにしているみたい。



私もそろそろ帰らなきゃと思い、カバンの中を整理する。



それが終わるといつものように教室を出た。



『何で… 何であんたなの…』


保健室で白川さんに言われたことを思い出してしまう。



『どうしてあんたなの!!!』



『どうして昴じゃないの!!!


何で昴がいないの!?  ねぇ、どうして!?


今昴はどこで何をしてるの?』



私がやったこと、間違いだったのかな。


でもあのまま私が放置していたら、白川さんの回復が遅れたと思う。



かといってあの時、敵と争おうとしている中島くんを呼び出すのも御法度だろうし。



どうすればいいのかわからないよ。



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