好きのおもさ
「話したいんなら私の家でして。
なるべくお金を浪費したくないから。
その方が宇川くんもお金使わないだろうし」
「え…いいのか、おまえん家行っても。
俺が立山の家に行って話すとしたら、俺の分までなんか出すことになるから、
2人分の食費を浪費することになるぞ」
確かに。 人を家に上げることって、多少抵抗を持っていいはず。
それなのに何で私はあっさりと承諾しているんだろう。
まぁ一番の理由は、家にいたほうが気を遣わないで済むからかな。
「私は別に構わないよ。
もう宇川くんが家に来ることなんて、慣れたし。
そうね、ご飯はどうしよう…」
問題はこれからの時間が、ご飯を食べる時間帯っていうことだ。
私だけ食べてるのも宇川くんにも悪いだろうけど…。
どうしよう。
「ちょっとあそこで待ってて。
俺、ちょっと買ってくるから」
少し歩き出していると、ちょうどいい所にコンビニが顔を出してくれた。
どうやら宇川くんはそこで買い物をするらしい。
これで少しは私の気は晴れる。