好きのおもさ
私は使った食器を片付けるために、それらを持って台所へ向かった。
そして流しにそれらを置くと、そのまま宇川くんに言った。
「じゃあこっちもそのうち、宇川くんの恋愛対象外になるよ」
自信を持った発言に、宇川くんはついてないテレビからこちらに視線をやった。
そう。もう私には日がないんだ。
私の犯した罪が明るみに出るのは、遅いことではない。
みんなが私を非難し始めるんだ。
この人だって同じ。
最初は私の肩を持ってくれるだろうけど、どうせ皆の視線に耐えかねて
周りの人と同じようなことをすることになるんだ。
「何だよ、お前。
全力で俺に嫌われる努力でもするのか?」
高笑いする感じで私に聞いてくる。
でもその質問は、どこか不安が入っている。
「もうしたんだよ」
宇川くんの目を見て、真剣に言った。
こんな空気宇川くんには似合わないのに。
今日で二回目だ。