好きのおもさ
せっかく見つけた私の居場所がなくなってしまう。
クラスに少しだけ馴染んでいた私が、もうみんなと関わりを持てなくなる。
もう私は、終わりなんだ。
でもまだクラスの子には知られてない。
だけど噂話なんてすぐに広まるんだ。
諦めてこれからの生活に、本格的な覚悟を決めるしかないんだ。
昼休みが終わるチャイムが鳴るのと同時に、私は新しく借りた本を持って図書室から出た。
廊下を歩くのが怖い。
時々される振り返られてからの視線が嫌だ。
私のことを見ては、一緒にいる友達とゴソゴソと話す。
話してることは大体わかるんだ。
こそこそされる方がきつい。
教室に入り、何事もないように行動する。
教室にいる人は昼休みが終わったことに残念がっているみたいだ。
それからみんなは、午後の授業を受けた。
「では今から、来月の文化祭に向けて話をする!!
学級委員!!前に出て進行してくれ」