好きのおもさ

止めようと動こうともしない。


「分かってる。

自分が悪いってわかってる。


でも時々わからなくなるんだ。


どうして自分が全て悪いのかって」



相手をこれ以上刺激させるわけにはいかない。


そう思うが、私は正直に話している。



すると中島くんが私の隣に来た。


高い身長から私を見下している。



「じゃあ思い出せよ!!

あの日何があったか!!


思い出したことを俺たちに全て話せよ!!


そしたらわかるはずさ。自分がどんなやつか」



そんなの…無理に思い出さなくても知ってる。


私は殺人犯だってこと。



「思い出せよ!!」


何も言わない私に、ムカついている中島君。


ようやく白川さんは私から離れた。



「私は…友広くんの命を奪った、愚か者です」



「は。」



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