好きのおもさ
まぁ詳しいことが分かったら、だよね。
私がこの人に避難されるようになるのは。
そう思うと進行方向に足は進んでいった。
「俺…」
突然か細く発言する宇川君。
「なに?」
そんな不安な声を出されたら、今の私だと無視できるはずがない
わかって言ってるのか?
「これから発言は慎むことにする」
しっかりと意思が持たれた言葉。
それに私は皮肉を言う。
「やめといた方がいいと思うよ」
「なんでだよ!!
すぐに否定すんなよなー」
ようやく宇川くんらしさが出た。
だからなんとなく安心している自分がいた。
「それだよ。そういう感じ。
私は宇川くんの出しゃばった感じ、結構気に入ってるよ。
だから控えめになるのはやめといた方がいいと思うよ」