好きのおもさ
俺・・・やっぱりあいつのこと、気になる。
ほっとけない。
でもどうすればいいかわかんねぇ。
あいつはどうもしなくていいって言ってるけど・・・
あんな苦しそうな顔したり、寂しそうな顔をしてたら、手を差し伸べたくなる。
なぁ、立山・・・
お願いだからもっと元気になれよ。
明るくなれよ。
楽しい思い出を俺と作ろうよ。
そう思うのはだめなのか・・・?
なんて思って、帰り道一人で思って帰ってるのだった。
いよいよ文化祭の取り組みが本格化してきた、数週間後。
毎日一時間分の授業がカットされて、文化祭の準備に取り組んでいる。
本当にみんなが納得して、マジックをやるようになった。
クラスの中でマジックを出来る者が誰一人いないことが、ちょっと痛い所だけど。
私は図書室からマジックに関わる本を、とりあえず全て借りてきた。
そしてペアずつに本を渡したのだが・・・。
内容が複雑で、マスターできる人が誰一人いないのが現状だ。
唯一私がなんとか成功できるくらいだ。