好きのおもさ
そして視線を川の方に向ける。
三希の方を向くと、柵のせいで見えないのか、何度も何度も跳ねている。
そんな姿が可愛らしく見えた。
私は小さな声が出てしまったものの、三希を段の上に乗せた。
「たかーい!!」
すごく喜んでくれる三希。
三希が笑顔を輝かせてた時ーー。
「立山!!」
またもや私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
今度はあいつの声。
振り向きたくなかったけど、三希がそちらを見たので、仕方なく見ることに。
「お前は…こんな所に…」
「お兄ちゃんだ!!!!」
宇川くんが愚痴を零そうとすると。
三希がハイテンションで宇川くんの名前を呼んだ。
「お?!三希か!!
久し振りだな!!!」
三希の姿を見ると、この人もテンションが上がってる。
やっぱり小さい子を見てると、心が癒されるんだろうな。
「この人と何してたんだ?」