好きのおもさ
「そんなこと言わないでよ…」
白川さんたちとは、真逆の反応をされ正直驚いている。
今見る限りでは、本当に裏がなさそうだ。
それから数十分、世間話をした。
宇川くんも交えて。
そんな時。
突如寝室のドアが開いた。
どうやらお姉さんの息子さんが起きたみたいだ。
お姉さんが何かを話している時。
私は突然席を立った。
あるものを手にすると、元の席に戻る。
「どうしたの?」
子供を抱きながらこちらを見るお姉さんは、見るからにママさんだ。
「これ…ずっとお姉さんにあげたかったんです…。」
そう言って私は包装紙に包まれたものを、お姉さんに渡した。
「どうぞ、開けてください」
不思議そうに見るお姉さん。
無理もない。
長年持っていたから、少しだが色あせてたり、しわしわになってたりしてるから。
「これ…?」