好きのおもさ
お姉さんのそんな気持ち、少しわかるかも知れない。
今実際、そのような出来事が起きてるから。
お姉さんに白川さんたち以上に、私を毛嫌いしてると思ったけど実際そうじゃなかった。
同じ思いが重なる。
「そんなことないですよ。
友広君、本当にお姉さんのことが大好きでしたよ」
そう。友広くんがお姉さんのことを考えてる時が、一番可愛かった。
そこでよっぽどお姉さんのことが好きなんだなって、確信した。
私の言葉に涙を見せるお姉さん。
大の大人にそんなことさせる私は、申し訳ない気持ちになる。
「ママを泣かすな!!」
と、近くにいた子供に注意された。
でも冷静になろうとしているお姉さんに、止められた。
「ゆうと、ママは大丈夫だから!!」
「ゆうと…くん?」
お姉さんの息子の名前は、「ゆうと」みたい。
つい私も言い返してしまった。
「そう!!
友達の友に、人って書いて友人。
だよね、ママ」
突拍子ない友人くんの発言に、びっくりするお姉さん。