好きのおもさ
それもそうだ、それに過剰な反応を示している私だから。
「友達の友に、人?
…やっぱり…お姉さん、友広くんのことずっと想ってたんですね。
私のことこれっぽっちも許してくれてない…。
友広くんのこと少しでもそばに置いときたくて…?」
そう思うと私もお姉さんみたいに、涙がこみ上げてきた。
「だ、大丈夫?」
とここで友人くんが私を気遣ってくれる。
宇川くんはただただ私たちを見守ってるだけ。
今はそうしてるだけでいい。
「加奈ちゃん、友人と友、関連づけないで?
意識してそう名付けたんじゃないから」
…そんなこと言われても…。
友広くんから離れようとすればするほど、お姉さんの気持ちを考えたのが邪魔してくる。
私にはそれを取り除くのが無理だ。
「げんきだして」
私の目の前で言ってくれる友人くん。
私はそんな彼をじっと見つめた。
「お姉さん…
友人くんを抱きしめてもいいですか?」