お前は俺のもの
 



「水城さ~ん。診察室にお入り下さい。」




どきん!



那月の顔を見てから立ち上がる




「結果は俺も聞きに行くから。」




「うん。」





どきんどきん心臓が早い
深呼吸してから診察室へ入った





















「おめでとうございます。今3か月目ですね。」




うそ・・・



「ありがとうございます。」





驚き過ぎて声が出ない私の代わりに 嬉しそうに返事する那月




「6月が予定日ですね。」




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