この運命を奇跡と呼ぶならば。
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その頃、部屋を飛び出した桜は自分の部屋へは戻らず屋根の上で月を見上げていた。

「今日は三日月か…満月迄時間があるな。さぁ、どうやって未来へ帰るか。まぁこの時代で死んでもいいが。」


やはり、桜は悲しさを目の奥に漂わせながら歌を歌い始めた。


♪~あの日の桜は満開だったね
2人で見たあの桜はとても綺麗だったのに
1人で見る桜は
胸が苦しくて 張り裂けそうだよ

貴方は私にこう言った
『君は春を待ちわびる桜のようだね』
あの時こう返したのを覚えてる?
『じゃ、貴方が私の春だね』
貴方がいないこの世界
春が来ない桜は咲き誇る事ができない事
知ってるでしょ?

なのに何故?貴方は居なくなったの?

私はずっと永遠に貴方を想い生きてゆく~♪

(駄作で申し訳ごさいません…by.作)
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