この運命を奇跡と呼ぶならば。
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その数日後、古高俊太郎が捕縛された。理由は大量の武器が貯蔵されていた事だった。


…そして今、古高俊太郎の拷問が土方の手によって行われているが頑(かたく)なに口を噤(つぐ)んでいた。



「おぃ、佐之。古高はまだ口を割らないのか?」


「あぁ、新八。土方さんも苦労してるみたいだぜ。でも、敵ながら凄いな。どれだけ、痛い目にあっても己の誠を貫いてる。」


「そうだよな~。」

朝餉の席で佐之、新八、平助がそうやって喋っているのを横目に桜はおもむろに立ち上がると部屋を出て行こうとした。そんな桜をみた斎藤が桜に声を掛けた。


「桜、何処へ行くのだ?」


「…拷問部屋。」
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