この運命を奇跡と呼ぶならば。
「土方…?いるか?」
そう言って奥へ足を進めると逆さ吊りにされた血まみれの男──古高と汗まみれになった土方がいた。
「…土方。」
「桜か…!?どうして此処へ来た!?」
桜が声を掛けるととても驚いた様子で怒鳴ったがそんな事には臆せず冷静に答えた。
「その男の悲鳴が朝から五月蝿いんだ。気分が悪いから、私が自白させてやろうと思ってな。」
「必要な「誰が…ッ!!誰…がッ…何も言うものか!!俺は…何も知らぬッ!!」」
必要無い、土方がそう言い切る前に古高が遮って訴えたが未来では古高は知っている事があるのを桜はしっかりと記憶していた。