相容れない二人の恋の行方は
「真由子ちゃん大丈夫?」
「え?」
「目が赤い? もしかしてさっき、千智と何かあったのかなって」
「えっと……なんともないよ! うん」
表情を隠すように顔を背けると、背を向け「何飲む?」と会話を続けた。
数時間後、お腹もいっぱいになって四人で会話をしながらダラダラと時間がだけが過ぎるリラックスしたひと時を過ごしていた。私一人、リラックスなんて出来なかったけど。
「……おい、弘毅。起きろって」
ずっとハイペースでお酒を飲み続けていた弘毅さんが、ついにリビングのど真ん中で深い眠りについてしまった。新谷が声をかけ肩を身体をゆすっても起きる気配はない。
「……仕方ない」
新谷は面倒くさそうに顔をしかめながらも弘毅さんの片腕を持って自分の肩にまわしかけると引き上げた。大柄の弘毅さんを簡単に引き上げる、見かけによらないその腕力にはいつも驚かされる。
「弘毅はボクの部屋に連れて行くよ。まなはどうする? 泊まるなら泊まって行ってもいいけど。あとは真由子よろしく」
そう言い残すと、弘毅さんを連れて自室へと行ってしまった。
木崎さんと一緒に夜を過ごすのは二度目だ。
ベッドの横に来客用の布団を敷いて、寝支度を済ませた私はそこに座った。
「ねぇ、真由子ちゃん。前泊まった時もそうだったけど……私は布団でいいんだよ?」
「お客様さんを床で眠らすわけにはいかないよ」
「でも……」
「いいの」
同じく寝支度を済ませた木崎さんが遠慮をしているのか隣に座った。
「電気消すよ? ほら、ベッドに……」
「真由子ちゃん。今日はごめんね」
「え……?」
さっきの謝罪といい、一体なにに対して謝っているのだろう?
「私、二人の邪魔してばかりね……。真由子ちゃんには会いたいけど、ここにはあまり来ないようにって……」
「あのっ!?」
木崎さんの勘違い。それは私と新谷が恋人同士だと思っていることだ。最初に真実を告げるタイミングを逃してここまで放置してきてしまったけど、そろそろ、本当のことを……!
「弘毅君って、とても真っ直ぐでしょ?」
「え?」
突然弘毅さんの名前が出て、またしても誤解を解くタイミングを失う。木崎さんは膝を立て枕代わりに使おうと思っていたクッションを腕に抱いた。
「え?」
「目が赤い? もしかしてさっき、千智と何かあったのかなって」
「えっと……なんともないよ! うん」
表情を隠すように顔を背けると、背を向け「何飲む?」と会話を続けた。
数時間後、お腹もいっぱいになって四人で会話をしながらダラダラと時間がだけが過ぎるリラックスしたひと時を過ごしていた。私一人、リラックスなんて出来なかったけど。
「……おい、弘毅。起きろって」
ずっとハイペースでお酒を飲み続けていた弘毅さんが、ついにリビングのど真ん中で深い眠りについてしまった。新谷が声をかけ肩を身体をゆすっても起きる気配はない。
「……仕方ない」
新谷は面倒くさそうに顔をしかめながらも弘毅さんの片腕を持って自分の肩にまわしかけると引き上げた。大柄の弘毅さんを簡単に引き上げる、見かけによらないその腕力にはいつも驚かされる。
「弘毅はボクの部屋に連れて行くよ。まなはどうする? 泊まるなら泊まって行ってもいいけど。あとは真由子よろしく」
そう言い残すと、弘毅さんを連れて自室へと行ってしまった。
木崎さんと一緒に夜を過ごすのは二度目だ。
ベッドの横に来客用の布団を敷いて、寝支度を済ませた私はそこに座った。
「ねぇ、真由子ちゃん。前泊まった時もそうだったけど……私は布団でいいんだよ?」
「お客様さんを床で眠らすわけにはいかないよ」
「でも……」
「いいの」
同じく寝支度を済ませた木崎さんが遠慮をしているのか隣に座った。
「電気消すよ? ほら、ベッドに……」
「真由子ちゃん。今日はごめんね」
「え……?」
さっきの謝罪といい、一体なにに対して謝っているのだろう?
「私、二人の邪魔してばかりね……。真由子ちゃんには会いたいけど、ここにはあまり来ないようにって……」
「あのっ!?」
木崎さんの勘違い。それは私と新谷が恋人同士だと思っていることだ。最初に真実を告げるタイミングを逃してここまで放置してきてしまったけど、そろそろ、本当のことを……!
「弘毅君って、とても真っ直ぐでしょ?」
「え?」
突然弘毅さんの名前が出て、またしても誤解を解くタイミングを失う。木崎さんは膝を立て枕代わりに使おうと思っていたクッションを腕に抱いた。