★隣のヘタレの王子様★ ★完★



でも


行く宛がない…



夜の公園で一人ブランコに乗っていた


「認めて…くれたって…いいじゃんかさ。これく…らいはっ」


なんか

夜って寂しいな。


1人になっちゃった


「お父さんなんてっ…だいっ…きらい。」


泣きたくなっちゃうよ。


寒いし


寂しいし




プルプルプルプル


隆次くんから…



「でろ!ゆず!!」


「何?隆次くん」



「どこにいんだよ!」

「なんで知って…」

「ゆずちゃんのお母さんから連絡きた。」
「っ…。」



「今何処!」

「こ…ぅえんっ…」


プチ

ツー

ツー

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