氷の魔女と人魚の宝珠
見れば警官隊は、悪人どもを閉じ込めた冷たい氷に、直接触らないためのロープを引っかけ終わっており…

フィーナ夫人の後に続いて、氷の中の二人を海中へ手際良く運び去っていった。

「…………。
ええええええっ!?」

スリサズが止める暇はなかった。

偽ビレオがかけた幻術は実は完全には解けておらず、フィーナ夫人や警官隊には、幻術師が人魚のままの姿に見えていたのだ。

追いかけようにも、ポンプを動かす人が居ないのでは、スリサズは海に潜れない。

スリサズはあぜんとして海面を見つめ続けたが、しばらく待っても、誰も上がってはこなかった。
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