この恋、国家機密なんですか!?
「そうですね、好きになっちゃったもんはしょうがないですよね……」
前途多難な、私の人生。
だけど、泣いてすがってでも、宗一郎さんのそばにいるって決めたから。
あきらめよう!
結婚なんか、できなくてもいいや。
そばにいられれば、それだけでいい。
「はいっ、しょうがないんです!あきらめて、一生篠田さんに縛られちゃってください!」
すってーん。
私はこけた。
同期の奥さんにまで、ドSだってばれてるけど大丈夫なの、宗一郎さん。
「麻耶、ここ病院だから……」
高浜さんは真っ赤な顔で、麻耶ちゃんをひきずって帰っていく。
「唯さーん、良かったらお友達になってくださーい!連絡まってまぁーす!」
麻耶ちゃんも真っ赤な顔で、ぶんぶんと手をふっていた。
彼女は恥ずかしそうに、でもどこか嬉しそうに笑っていた。