愛を知る小鳥
「潤さんっ…ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…!」
もう二度とこの胸の中には戻らないと決めたのに。
あなたを巻き込むようなことはできないと固く誓ったのに。
…だけど。
このぬくもりを手放すなんてことができるわけないのだ。
そんな簡単なことを何故見て見ぬふりしてしまったのだろう。
さっきまで凍えるほど冷たかった心が、体が、
信じられないほど熱く燃え上がっていく。
あなたを失う恐怖で震えていた心が、
あなたに包まれているという喜びに震えている。
私の帰る場所はここだけ…
「美羽…俺を置いていくな」
頭上から弱々しい声が降ってくる。ハッとして顔をあげようとするけれど、さらに強い力で抱きしめられ少しの動きも許されない。
「俺にはお前しかいないんだ……お前しか」
そう言った彼の声は震えていた。
私はなんてことを彼にしてしまったのだろうか。彼を守るつもりで誰よりも傷つけていた。
「潤さん…ごめんなさい。本当にごめんなさいっ…! 私にも潤さんしかいないんですっ…」
互いの震える体を互いのぬくもりで温め続けた。潤の服は美羽の流した涙で冷たいほど濡れている。それでも感じるのは互いの体温だけ。
そこが外であることも忘れて、二人はいつまでも抱きしめ合った。
もう二度とこの胸の中には戻らないと決めたのに。
あなたを巻き込むようなことはできないと固く誓ったのに。
…だけど。
このぬくもりを手放すなんてことができるわけないのだ。
そんな簡単なことを何故見て見ぬふりしてしまったのだろう。
さっきまで凍えるほど冷たかった心が、体が、
信じられないほど熱く燃え上がっていく。
あなたを失う恐怖で震えていた心が、
あなたに包まれているという喜びに震えている。
私の帰る場所はここだけ…
「美羽…俺を置いていくな」
頭上から弱々しい声が降ってくる。ハッとして顔をあげようとするけれど、さらに強い力で抱きしめられ少しの動きも許されない。
「俺にはお前しかいないんだ……お前しか」
そう言った彼の声は震えていた。
私はなんてことを彼にしてしまったのだろうか。彼を守るつもりで誰よりも傷つけていた。
「潤さん…ごめんなさい。本当にごめんなさいっ…! 私にも潤さんしかいないんですっ…」
互いの震える体を互いのぬくもりで温め続けた。潤の服は美羽の流した涙で冷たいほど濡れている。それでも感じるのは互いの体温だけ。
そこが外であることも忘れて、二人はいつまでも抱きしめ合った。