愛を知る小鳥
触れたことが全くないわけじゃない。少しずつ慣らしていく中で、服の上から刺激を与えたことは何度かある。だがそれはほんの戯れ程度のもので、彼女にとってはほとんど未知の世界だ。
勢いをつけてワンピースを足元から引き抜くと、美羽は下着一枚の格好になった。

「やぁっ…!」

恥ずかしさに身を捩らせる体を優しく押さえると、力を入れて閉じたままの内股をゆっくりと撫でていく。不安げながら快感の色で滲んだ瞳から目を離すことなく、ゆっくり、ゆっくり、宥めるように。次第に美羽の体から力が抜けていくのを確認すると、下着の上からそっと触れた。

「やっ…」

美羽の体が大きく跳ねる。仰け反って突き出た膨らみに頭をうずめると、そのまま双方から刺激を与え続けていく。震えながらもか細く喘ぐ声が頭に響いてきて、その全てが潤の心を刺激する。
美羽の反応を見ながら手を動かすと、やがて下着の隙間から指を差し込んで直接触れた。瞬間足が再び閉じられるが、少しずつ与えられる快感にまた徐々に力が抜けていった。

「美羽…ちゃんと反応してるよ」

「やっ…そういうこと言わないで…っ!」

いやいやと首を振る彼女が愛おしい。彼女にとっては恥ずかしいだけでも、とても大切なことだ。彼女の人生において、ただ恐怖以外の何物でもなかったこの行為が、本当はそうじゃないんだということを知ってもらうためには、こうしてきちんと反応してもらえることがこの上なく嬉しい。
そして、その快感を与えてやるのが自分だということがさらに喜びを増す。
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