Your finger is soft like your lip, and sensuous.




城は俺の手首、動脈あたりを舐め上げる。



うわ…えろい。




「先輩……」



なんなんだ、なんなんだよ、こいつ。



ちくしょう。




「城………」






自分の指を奴の頬に這わせる。

するすると滑って気持ち良い。


城の目が、嬉しそうに細められる。








人差し指を、唇に触れさせた。


奴の熱い吐息がかかる。





「っ………」






自分の指もろとも、城の唇を、塞ぐ。


「んっ…」


苦しそうな声が、聞こえたが、構わない。


深く口付ける。


指で触ったときのように城の唇は柔らかかった。


頬から首筋にかけてを、なぞる。



身をすくめる奴の姿を見て笑う。


「先輩……だめだ…」

「なにが」

「やばい、俺……」



言い終わる前に口付けてやった。



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