天才少女
「あの…」


「はっ!何なりとお申し付けください!」


「いや…家に…」


「そうか、水に入ったから着物が濡れておるのか!早く、新しい着物を!」


「そうじゃなくて、店の…」


「持ってきました!薄紫の着物です!」


「殿方は退出して下さい!!」


「はっ!」


「だから、話を…」


「すみません!先に湯でしたね…!すぐに用意を!」


このお婆さん話聞かない人だな…


てか、あれよこれよ言う間に今風呂はいってんだけど…

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