貴方との想ヒ出日記
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「カナ〜」
「高ハル。どうしたん?」
「ゴメン荷物教室に置いといて」
「わかった。バスケ?」
「うん、遅刻決定。
…じゃぁカナゴメンよろしく‼︎」
「転けるなよ〜」
「カナ〜」
ん?
小さい声で誰か呼んだかな?
…気のせいか。
ドンッ
ランドセルを高ハルの机の上に置く。
自分の机の上にランドセルを置こうとしたら…
「カナ〜計スの答え貸して〜」
1組は計スの答えは配られてないみたいだけど
2組は配られる。
だから1組の人はよく計スの答えを借りにくる。
…さっき呼んだのはシュウだったのか。
「え?あぁ…うん、いいけど
風邪?」
シュウはマスクをしてた。
「ううん、喉痛いだけ。」
「ふーん」
「ハイ、答え。」
「ありがと〜
でさ、カナの好きな人って誰なん?」
「…さぁね?」
シュウだよ。
なんて答えれないからはぐらかす。
「えーケチー教えてくれたっていいやんかー」
「無理〜♪」
「絶対教えろよ‼︎」
と言いながらシュウは計スの答えを見始めた。
「…1組持ってったら?」
「いや、答えタブン覚えてるから大丈夫」
「多分じゃん」
「いいのいいの〜あ、これ<え>か〜
ありがと〜」
「もういいん?」
「うん。どーも。」
シュウが扉に向かったところでナルが入ってきた。
シュウはそのまま教室を出て行ったけど…
ナルはニヤニヤしてる。
「ゴメン入ってこんかったらよかったかな〜せっかく2人きりやったのに」
「…ナル」
「ゴメンゴメン。」
「ったく…」
放課後
『さよーならー』
「あーヒカル〜」
「カナ‼︎図書室行かなきゃだから着いてきて‼︎」
「え〜まったく…」
「カナゴメン…帰ろか」
「うん」
「今日寒い。」
「うん…ん?」
ヒカルが後ろを振り返る。
そこにはシュウが居た。
「あーなんだシュウか。
前にウタおるし2人に分裂したのと」
「俺をウタと同じにするな」
「大声で話すとウタに聞こえるよ」
私が注意すると2人は慌ててウタの方を見る。
けどウタには聞こえてなかったみたい。
「ヒカルは〜えっと、ハルトやろ?」
「「何が?」」
「好きな人‼︎」
「はぁ⁈なんでヒカルがハルトなん⁈」
「んで〜カナは誰なん?」
「誰でしょ?」
「えーってあー。
噂をすればハルト発見‼︎」
「あ、そうだ、ハルト〜」
「げ。カナ…」
「掃除の時間あんたは何がしたかったのかな〜?」
「カナさーん。行きますよー」
「掃除の時間?何それ」
「えー覚えてないのー?記憶力わっる‼︎」
「ハルトお前アホやろ〜」
シュウが笑い出す。
「カナ。寒いから今日帰ろか」
「うん、ばいばい」
「あれ、カナ。」
「あーそっかシュウもこっちなんだっけ」
まさかの一緒に帰ることに⁈
「カナこっちから帰っていいん?」
シュウは一緒に帰る気満々だ。
「え?ダメだよ?」
「先生がおってもこっちから帰るん?」
「んーん先生がおったら通学路通って帰る」
「ずる〜。バレへんの?」
「そう簡単にはバレないよ。
見守り隊に嘘ついてるもーん」
「え?なんて言っとん?」
「こっちに引っ越してきましたーって」
「えーバレるやろ」
「それがバレへんねん」
「俺がチクればバレる?」
「そりゃね。チクるん?」
「ううん?」
「じゃぁバレへんやん
あ、そや昨日真っ直ぐ行ったらユズに会った」
「なんで真っ直ぐ行くねんお前そこで曲がらなあかんやろ」
「いや〜なんとなく」
「つーかなんで森に会うねん、森って六団地やろ?」
「うん。けど昨日は鍵忘れて家に入れんかったらしいよ」
「アホや」
「あ、私こっちだから。」
「おーばいばい」
「うん、ばいばい」
「ばいばいなんて言ったけどさ。
ここで並ぶんだよな〜」
「柵越しにね。」
「でさーカナ今マジで誰が好きなん?」
「教えませ〜ん」
「えー。」
「じゃぁ私こっちだから。ばいばい」
「また明日な、ばいばい」
シュウが行ったのを確認すると私は顔に手を当てた。
「熱っ…」
きっと今すごく顔赤いだろな。
シュウは鈍感だから気づいてないんだろうけど。
あの茶色っぽい目に見つめられると心臓が持たない。
破裂しそう。
なーんて破裂しちゃったらシュウと話せないんだけど。
今日はコウヤが休みだったから一緒に帰れたのか。
嬉しいような恥ずかしいような…
「カナ〜」
「高ハル。どうしたん?」
「ゴメン荷物教室に置いといて」
「わかった。バスケ?」
「うん、遅刻決定。
…じゃぁカナゴメンよろしく‼︎」
「転けるなよ〜」
「カナ〜」
ん?
小さい声で誰か呼んだかな?
…気のせいか。
ドンッ
ランドセルを高ハルの机の上に置く。
自分の机の上にランドセルを置こうとしたら…
「カナ〜計スの答え貸して〜」
1組は計スの答えは配られてないみたいだけど
2組は配られる。
だから1組の人はよく計スの答えを借りにくる。
…さっき呼んだのはシュウだったのか。
「え?あぁ…うん、いいけど
風邪?」
シュウはマスクをしてた。
「ううん、喉痛いだけ。」
「ふーん」
「ハイ、答え。」
「ありがと〜
でさ、カナの好きな人って誰なん?」
「…さぁね?」
シュウだよ。
なんて答えれないからはぐらかす。
「えーケチー教えてくれたっていいやんかー」
「無理〜♪」
「絶対教えろよ‼︎」
と言いながらシュウは計スの答えを見始めた。
「…1組持ってったら?」
「いや、答えタブン覚えてるから大丈夫」
「多分じゃん」
「いいのいいの〜あ、これ<え>か〜
ありがと〜」
「もういいん?」
「うん。どーも。」
シュウが扉に向かったところでナルが入ってきた。
シュウはそのまま教室を出て行ったけど…
ナルはニヤニヤしてる。
「ゴメン入ってこんかったらよかったかな〜せっかく2人きりやったのに」
「…ナル」
「ゴメンゴメン。」
「ったく…」
放課後
『さよーならー』
「あーヒカル〜」
「カナ‼︎図書室行かなきゃだから着いてきて‼︎」
「え〜まったく…」
「カナゴメン…帰ろか」
「うん」
「今日寒い。」
「うん…ん?」
ヒカルが後ろを振り返る。
そこにはシュウが居た。
「あーなんだシュウか。
前にウタおるし2人に分裂したのと」
「俺をウタと同じにするな」
「大声で話すとウタに聞こえるよ」
私が注意すると2人は慌ててウタの方を見る。
けどウタには聞こえてなかったみたい。
「ヒカルは〜えっと、ハルトやろ?」
「「何が?」」
「好きな人‼︎」
「はぁ⁈なんでヒカルがハルトなん⁈」
「んで〜カナは誰なん?」
「誰でしょ?」
「えーってあー。
噂をすればハルト発見‼︎」
「あ、そうだ、ハルト〜」
「げ。カナ…」
「掃除の時間あんたは何がしたかったのかな〜?」
「カナさーん。行きますよー」
「掃除の時間?何それ」
「えー覚えてないのー?記憶力わっる‼︎」
「ハルトお前アホやろ〜」
シュウが笑い出す。
「カナ。寒いから今日帰ろか」
「うん、ばいばい」
「あれ、カナ。」
「あーそっかシュウもこっちなんだっけ」
まさかの一緒に帰ることに⁈
「カナこっちから帰っていいん?」
シュウは一緒に帰る気満々だ。
「え?ダメだよ?」
「先生がおってもこっちから帰るん?」
「んーん先生がおったら通学路通って帰る」
「ずる〜。バレへんの?」
「そう簡単にはバレないよ。
見守り隊に嘘ついてるもーん」
「え?なんて言っとん?」
「こっちに引っ越してきましたーって」
「えーバレるやろ」
「それがバレへんねん」
「俺がチクればバレる?」
「そりゃね。チクるん?」
「ううん?」
「じゃぁバレへんやん
あ、そや昨日真っ直ぐ行ったらユズに会った」
「なんで真っ直ぐ行くねんお前そこで曲がらなあかんやろ」
「いや〜なんとなく」
「つーかなんで森に会うねん、森って六団地やろ?」
「うん。けど昨日は鍵忘れて家に入れんかったらしいよ」
「アホや」
「あ、私こっちだから。」
「おーばいばい」
「うん、ばいばい」
「ばいばいなんて言ったけどさ。
ここで並ぶんだよな〜」
「柵越しにね。」
「でさーカナ今マジで誰が好きなん?」
「教えませ〜ん」
「えー。」
「じゃぁ私こっちだから。ばいばい」
「また明日な、ばいばい」
シュウが行ったのを確認すると私は顔に手を当てた。
「熱っ…」
きっと今すごく顔赤いだろな。
シュウは鈍感だから気づいてないんだろうけど。
あの茶色っぽい目に見つめられると心臓が持たない。
破裂しそう。
なーんて破裂しちゃったらシュウと話せないんだけど。
今日はコウヤが休みだったから一緒に帰れたのか。
嬉しいような恥ずかしいような…