貴方との想ヒ出日記
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「もうヤだ…」

本日私、カナは悩みが溜まってます。

「ヤバイんだって…」

特に先週。

1組行くとシュウと必ず目、合うんだもん

ドキッてしちゃうんだってぇ〜(泣)

もう吹っ切ったハズなのに…

今日は今日で…

シュウが他の女子の筆箱盗ったりしてるから

机の上に置いてあったシュウの下敷きを隠した。

それをシュウに伝えてからルキと喋ってると

「え?そう、きゅ○△*☆♪にゅ#☆→♪」

シュウに思いっきりこしょばされてます。

「下敷き!」

「この教室にはない」

こしょばすのやめてよ…

「下敷き!」

取って渡すとやめてくれた。

けどシュウが触ってたとこ異様に熱い…

顔赤くないかな?

あ、メグにコウヤが持ってるカイロ取られそう。

「コウヤ!返して!」

「コウヤパス〜!」

「うるさいぞチビ」

「誰がチビよ!平均以上じゃボケェ!」

148cmってそんなにチビ?

小6の平均身長147cmですよ?

「俺から見たらやし」

「うるさ、○△*☆♪」

シュウに後ろから思いっきりこしょばされる。

さっきは腰、次は脇?

脇はやめてほしい、弱いんで

振り払ってシュウを見ると笑顔。

うん、その笑顔が好きなんだけど…

私とメグが扉のところに居てコウヤと喋ってたら

「はーいちょっと通してねー

…コウヤ来い」

シュウが割って入ってきたり。

コウヤと私が喋ってると必ず来る?しかも私とコウヤの間に。

偶然か。

こんなにもシュウが好きなのに向こうはそれに気づかない。

でも今はこのままで、いよう。

オサナナジミ

と言う高い壁の前で休憩しよう…
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