ヴァニタス
「まだ書き始めたばっかりだけど…」
武藤さんは呟くように答えた後、スケッチブックを私に見せた。
そこに描いてあったのは、人の輪郭のようなものだった。
…あれ?
武藤さんなら髑髏とか果実とか…要は、ヴァニタスの絵を描くのかと思ってたんだけど。
人の輪郭とは予想外で、
「えーっと、これは…?」
誰を描いていたんですかと言うのは、重たい質問かも知れない。
「果南ちゃん」
武藤さんが答えた。
「えっ?」
私は驚いて聞き返した。
「私、ですか…?」
スケッチブックに描いてあったこの人の輪郭が私?
武藤さんは呟くように答えた後、スケッチブックを私に見せた。
そこに描いてあったのは、人の輪郭のようなものだった。
…あれ?
武藤さんなら髑髏とか果実とか…要は、ヴァニタスの絵を描くのかと思ってたんだけど。
人の輪郭とは予想外で、
「えーっと、これは…?」
誰を描いていたんですかと言うのは、重たい質問かも知れない。
「果南ちゃん」
武藤さんが答えた。
「えっ?」
私は驚いて聞き返した。
「私、ですか…?」
スケッチブックに描いてあったこの人の輪郭が私?