スイートナイト
「えっ…」

使えないって、何が?

そう問いかけようにも、すでに背中を向けてしまった彼に何も言うことができない。

生理だってウソをついた私も私だけど…でも、そんな態度をとることなんてないんじゃないの?

使えねーなって、はっきり言うことなんてないんじゃないの?

私の…女としてのプライドを、傷つけられたような気がした。

私は彼に背中を向けると、横になった。

はっきりと言われたことが悔しくて、何も言い返せないことにも悔しくて、唇を強く噛んだ。

――私は、優の何なの?

私は、優の“妻”になったんじゃないの?

だけど優は、私のことを“妻”だなんて思っていないかも知れない。

じゃあ、私は優の何なの?

家政婦?

都合のいい女?
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