キケンなアイツとの生活
***
「ねぇ、楓太(ふうた)…。わたし、愛梨ちゃんに嫌われたかな…?」
「いや、そうじゃないと思うよ。実はさ、今日の食事会のこと昨日言ったんだ…」
「えぇっ!?ウソでしょ?」
「楓太さん、それはダメだよ…」
さすがにオレも驚いてしまった。
オレはもう、成人過ぎたオトナだし、母さんの人生だ。
新しい恋愛だってすればいい。
けど、あの子はまだ17歳だ。
母親が亡くなって、まだ一年。
早いんじゃねぇの?
「オレ、見てこようか?迷わないと思うけど、心配だし」
「あぁ、冬弥くん。悪いね。愛梨、方向音痴なんだよ。トイレには行けても、この部屋まで辿り着けないかもしれないからさ」
「ねぇ、楓太(ふうた)…。わたし、愛梨ちゃんに嫌われたかな…?」
「いや、そうじゃないと思うよ。実はさ、今日の食事会のこと昨日言ったんだ…」
「えぇっ!?ウソでしょ?」
「楓太さん、それはダメだよ…」
さすがにオレも驚いてしまった。
オレはもう、成人過ぎたオトナだし、母さんの人生だ。
新しい恋愛だってすればいい。
けど、あの子はまだ17歳だ。
母親が亡くなって、まだ一年。
早いんじゃねぇの?
「オレ、見てこようか?迷わないと思うけど、心配だし」
「あぁ、冬弥くん。悪いね。愛梨、方向音痴なんだよ。トイレには行けても、この部屋まで辿り着けないかもしれないからさ」