My Precious ~愛する人よ~ Ⅰ










「アレン?」




どこまでも響きそうな美しい声が、不意に背を叩く

その瞬間、まるで夢から覚めた様に我に返って、声のした方に振り返る

すると、不思議そうに俺を見つめるソフィアと目が合った




「どうした? ぼんやりと月など眺めて」




その言葉にふっと表情を緩める


ここ最近、ゆっくりだけどソフィアも変わってきた



もちろん、いい方向に。

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