綴られた恋物語


いつものように腕を引いて部活へ向かう。
が、今日部活はない。


「〜芽衣!何のつもりだ⁉︎」


周りがよく見える体育館前の中庭で、

加減なく、腕を振り払った。


すると、芽衣は顔を両手で覆って膝から崩れ落ちた。

そして、ポツポツと話し始めた。

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