キスから始まるセカンドラブ
洸汰さんがスマートに素敵に私の願望を叶えてくれたのは女性に慣れているからじゃなくて傷つけてしまった人がいるからその思いをもうさせないようにしてくれていたからだった。



正直、彼に愛された人がいてその人の話を聞くのは辛かったけれどその女性がいたから今の洸汰さんがいるんだ。



それにその女性はすごく素敵な人で洸汰さんが好きになるのも無理はない。



私みたいに彼氏が欲しいからとメールを送って彼氏を作りその相手じゃなく『彼氏』という存在に恋をしていたのとは全然違う。



洸汰さんはそれなのに私を好きだと言ってくれた。



どうして?私なんて全然その人とは比べものにならないくらい何の魅力もないのに・・・
< 154 / 164 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop